NEWS ニュース

2018年1月16日
教授への昇任

本日、教授に昇任いたしました。これまで以上に研究・教育に尽力して行きたいと思います。
2018年1月1日
新年を迎えて

新年を迎えました。1年前には、今日、このように新年を迎えることになるとは夢にも思っていませんでした。昨年の1年間を振り返ってみて、最低限の研究・教育活動しかできなかった時期(積算してみるとかなり長い期間になるように思います)には、十分に状況を説明できない中でいろいろな方々にご迷惑をおかけしました。お詫びいたします。そして、実名を挙げることはできませんが、一番辛いときに親身になって支えて下さった方々に心から感謝しています。ありがとうございました。また、一番近くで支えてくれた家族の大切さをこれまで以上に実感した一年でした。

私が駒場でやりたいこと、やるべきことへの想いは全く変わっていません。これまでの道筋とは違う方向に進んで行くように見えるかもしれませんが、目指すゴールは変わっていません。近いうちにこの場で具体的なことをお伝えできると思います。
2017年10月25日
永野君が2年連続で原子核三者若手夏の学校の優秀発表者賞を受賞!

駒場素粒子論研究室の修士課程2年の永野君が、昨年に引き続き2年連続で原子核三者若手夏の学校の優秀発表者賞を受賞しました。今年は重力双対を持つ共形場の理論のクラスは何かというテーマの研究についての review をしたということだと思いますが、永野君、おめでとうございます!

ニュース一覧

物理学の大学院への進学を考えているみなさまへ

東京大学の駒場キャンパスで物理学の研究をしている私たちは、大学院総合文化研究科の広域科学専攻に所属し、私はその中の相関基礎科学系のメンバーです。駒場キャンパスには理系から文系まで、あらゆる分野をカバーする教員がそろっていて、最先端の研究を行っている特色のある研究室がたくさんあります。駒場素粒子論研究室は、素粒子論の中でも特に超弦理論を重点的に研究してきた、伝統のある研究室です。

物理学というと色あせた分野のように思われるかもしれませんが、超弦理論は、場の量子論の研究と表裏一体となり、様々な物理現象と関連し、次々と驚くべき側面を見せる、ため息が出るような魅力的な理論です。日々の研究は小さな問題を解くことの積み重ねですが、世界中の誰も解いたことのない問題を解くということは、研究の醍醐味です。未完成な超弦理論の真の姿を明らかにするべく、世界中で大勢の研究者が精力的に研究を進めています。

これからどのような分野に進むかを考えているみなさんは、いろいろなことが気になっていることと思います。しかし、本当にやりたいこと、本当に好きなことでなければ、研究を続けて行くことは難しいと思います。真剣に、自分に正直に、じっくり考えて下さい。その上で、みなさんの青春時代の長い時間を過ごす大学院の研究室を選ぶわけですから、研究室の雰囲気、キャンパスやその周辺の環境なども大切な要素だと思います。ぜひ研究室訪問にいらして下さい。

私自身も駒場素粒子論研究室の出身で、その後、米国カリフォルニア工科大学 (Caltech) で3年間、米国マサチューセッツ工科大学 (MIT) で3年間、ドイツの Hamburg にある DESY という研究所で1年間を過ごし、地球を一周して駒場に戻ってきました。素粒子論に魅力を感じ、世界を舞台に活躍したいという意欲に溢れるみなさん、ぜひ駒場素粒子論研究室で一緒に研究をしましょう!